頭痛の症状
緊張性頭痛
頭痛にはいくつかの種類があります。後頭部から頭頂部にかけて生じる「ガンガンとした鈍痛」は、緊張性頭痛と呼ばれ、首周りの筋肉が緊張する(こる)ことで頭痛が起こりやすくなります。
- 姿勢が悪い方(猫背など)
- ストレートネックの方
→S字が正常ですが、ストレート(真っ直ぐ)になっている状態
以上のように、「姿勢が悪い状態」は、身体の基礎構造である『骨格・関節』や『筋肉』に異常が起きていると表現することができます。
また、眼精疲労によって頭痛が併発している方も非常に多いです。
眼と脳は神経でつながっているため、眼に負担がかることで身体のほかの器官に不調が起きることがあります。
合わない眼鏡やコンタクトレンズを使用していると、目に負担がかかりやすくなるため、注意しましょう。
片頭痛
若い女性に多く見られる「片頭痛」。首の後ろや頭部の左右どちらかが「ズキズキと痛む」という特徴があります。
片頭痛は、脳の血管が急激に拡張することで起こると言われています。
- ストレス
- 騒がしい環境(人混みや騒音)元での影響
- ホルモン変動(女性)
など、具体的な原因は様々で、原因が明確になっていない部分も多いのです。
片頭痛は、安静にするのが一番です。
できる限りリラックスできる環境で、少しの間だけでも休息をとりましょう。
また、「保冷パック」や「氷まくら」等で頭を冷やすと、痛みが軽減される傾向にあります。
日常生活に支障をきたすほど痛みが強い場合は、「薬を飲む」のも選択肢の1つであると考えます。
頭痛を改善する施術
首〜肩〜腕にかけての筋肉を緩めると効果的
首周辺の筋肉の緊張(コリや張り)が、緊張性頭痛の原因を招きやすいと言われているため、まずは首の筋肉が凝ってしまう原因を解消する必要があります。また、重度の肩こりが首のコリの原因を作っている可能性も高いため、肩へのアプローチも大切です。肩こりは、肩から腕にかけて筋肉の緊張をほぐしていくと解消されやすいです。
以上のように、身体は筋肉・筋膜で繋がっているため、全身の状態をみながら施術していくのが望ましいと考えます。姿勢が悪い方などは、全身のバランスを整えることで痛みを予防する(筋肉へのストレスを軽減させる)ことができます。
お一人お一人、原因が異なる頭痛の症状。問診によって生活習慣やお仕事の内容などをお伺いしながら、「頭痛の原因」を探っていきます。
普段から頭痛薬に頼りきりの方は、一度、当院の施術を受けてみてください。
特に、
- 肩がコリやすい
- 首がコリやすい
- 眼が疲れやすい
という方に、おすすめです!